クレンジング(メイク落とし)にはオイルやミルク、クリームなどさまざまな種類がありますが、どれが良いのかわからないという方も多いのでは?
これが売れているから…となんとなく選んで自分の肌質に合わないものを使っていると、肌荒れや乾燥肌の原因となったり、濃いメイクをしているのに洗浄力の弱いものを使っていると、汚れがきちんと落とせず肌老化が進行してしまう恐れも。
そこで今回はクレンジングの種類や特徴についてご紹介します!
クレンジング選びに迷った際にぜひ参考にしてください。
クレンジングの種類と特徴
クレンジングには主に6つの種類があります。
それぞれに配合されている成分により、テクスチャーやクレンジング力など特徴が異なります。
1. クレンジングオイル
クレンジングオイルはオイル(油)が主成分のクレンジングです。
油分を多く含むベースメイクや濃いメイクを素早くしっかり落としたいという方に向いています。
■メリット
- 他タイプのクレンジングよりも洗浄力が強く、濃いメイクもしっかり浮かせて落とすことができる
- 油分の多いメイクとの相性がよく、ゴシゴシこすらず軽くなじませるだけで落とせる
- 濡れた手や顔に使えるものが多い
■デメリット
- 洗浄力が高い分、肌に必要な潤いや皮脂も一緒に落としてしまいがち。乾燥肌や敏感肌の方は注意が必要
2. クレンジングリキッド
クレンジングリキッドは水ベースのクレンジングで、水のようなさらっとしたテクスチャーが特徴。
オイルのヌルヌル感が苦手という方におすすめです。
■メリット
- 水のようなテクスチャーで肌にスーッとよく馴染む
- オイルのようにヌルつかず、簡単にメイクを落とすことができる
- 油分を一切含まないので、まつ毛エクステをしている方や、オイルが苦手なニキビ肌の方にも適している
■デメリット
- オイルを使わずメイクを落とすために界面活性剤が多く入っている場合があり、肌への負担が大きい
- 使い心地が軽いため、肌を強くこすってしまいがちで敏感肌・乾燥肌には不向き
3. クレンジングジェル
クレンジングジェルは、ジェル特有の弾力のあるテクスチャーが特徴。
水溶性タイプと油性タイプの2種類があり、油性の場合はクレンジングオイルと似たような性質を持ちます。
■メリット
- ジェル状になっているので、肌に伸ばしやすくメイクに馴染みやすい
- 弾力性のあるテクスチャーで、摩擦による肌への負担が抑えられる
■デメリット
- 水溶性タイプは低刺激なものが多いが、その分洗浄力が低く、メイクが落ちにくい
4. クレンジングクリーム
クレンジングクリームはクリーム状のクレンジングです。油分と水分のバランスが良く、摩擦による肌への負担も少ないため、肌の弱い方に適しています。
洗い流すタイプと拭き取るタイプがありますが、肌への負担が少ない洗い流すタイプがおすすめです。
■メリット
- クリームには適度な硬さと厚みがあるため摩擦による肌ダメージが起きにくく、肌に優しい
- 保湿効果が高く、洗い上がりもしっとりするため、乾燥肌にも向く
- マッサージに使うことができるものもある
■デメリット
- 製品によっては馴染ませるのに少し時間がかかる
- 洗浄力はマイルドなので、濃いメイクは落ちにくい
5. クレンジングミルク
クレンジングミルクは乳液のようななめらかなテクスチャーのクレンジングです。クレンジングクリーム同様、洗い流すタイプと拭き取るタイプがあります。
マイルドな洗浄力で肌への負担が少なく、敏感肌や乾燥肌の方におすすめです。
■メリット
- 乳液のようなテクスチャーでスムーズに肌に馴染む
- 洗浄力が強すぎないため余計な油分を落とさず肌への刺激を抑えられる
- ナチュラルメイクなど軽いメイクを落とすのに向いている
■デメリット
- 洗浄力が弱いため、メイクが落としきれないことがある
- 汚れを落とすためにゴシゴシこすって、摩擦によりお肌を傷つけてしまうことがある
6. クレンジングシート
クレンジングシートは、サッと拭くだけで落とせるシートタイプのクレンジングです。
コラーゲンやヒアルロン酸など肌に必要な美容成分が含まれているものもあります。
摩擦による肌ダメージを抑えるために、肌の上にシートを当てて、ゆっくり滑らせるように落とすのがポイントです。
■メリット
- いつでもどこでもメイクを簡単に落とせる
- 持ち運びにも便利なため、旅行やレジャーなど外出先でも使いやすい
■デメリット
- 簡単に拭き取れるように界面活性剤が多く含まれている
- 摩擦による肌への負担が大きい
自分の肌質とメイクタイプで選んでみましょう!
いかがでしたでしょうか?
クレンジングにはさまざまな種類がありますが、一概にこれが良いというものはなく、どれもメリット・デメリットがあります。
それぞれを理解して、ご自身の肌質だけでなく、メイクの濃さも考慮してベストなクレンジングを見つけてみましょう!